ヘンプとは、麻の一種です。ラミーやリネンが一般的です。
麻の種類
ラミー(苧麻)、リネン(亜麻)、ヘンプ(大麻)
大麻=違法薬物、というイメージが強いですが、精神活性作用がほとんどない、産業用に栽培、加工されている物がヘンプです。
ヘンプ 精神活性作用のあるTHC成分が0.3%以下
マリファナ THC成分が20%以上
ですので、ヘンプは法律上も、実用上も全く問題ありません。
近年では、ヘンプより抽出したリラックス効果の高いCBDのオイルなどが販売されています。こちらも、THC成分は殆どありません。
日本古来のヘンプ
縄文時代から使われているヘンプ。今でも神社のしめ縄に使われ、
伊勢神宮では、「神宮大麻」は天照大神の化身として販売されています。
ヘンプの植物としての特徴
◇綿よりずっと少ない水で育つ
◇成長が早く、3ヶ月程で3~4メートルまで成長する
◇化学肥料が不要で、荒れた土地でも育つ
ヘンプ繊維としての特徴
◇通気性・熱伝導性 夏は涼しく、冬暖かいをかなえる不思議な素材
◇吸湿・発散性 適度な湿度を保ち、蒸れない
◇消臭・抗菌性 菌の増殖を抑える効果がある
あんみん素材としての活用
適度な温度と湿度をかなえ、衛生面でも安心して使える。
寝具素材として今ヘンプが注目されています。